何かを変えるためにはパワーが必要です。これまでと同じであれば楽です。もっと良くしたい、改善したい、そう思って行動を起こすとさまざまな壁があることに気づき、諦めるたくなることもあるでしょう。それでも得られる効果を繰り返し説明し、粘り強く説得し続ければ、その先には理想の姿が実現します。変えたいことがあるのならすぐに始めましょう。
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時間管理の守りと攻め
守りの時間管理とは、常に仕掛り業務が溜まっていて納期に追われている状態のことを言います。納期ギリギリかたまに納期遅延も発生します。攻めの時間管理ができる人は、常に先手を打って仕事をするので遅くても納期の数日前には納品を完了します。業務が発生したらその日のうちに少しでも着手しておくことも時間管理の重要なポイントです。
他社の真似では変わらない
技術で管理職になった職人気質のベテラン社員は、マネジメントや人材育成の方法を知らないので部下が育たない。そこで他社事例を参考にさまざまな制度を導入されます。しかし他社の真似をして制度を導入しても社員の意識は変わりません。時間がかかっても一から社員と一緒に制度をつくること、そのプロセスを通じて意識は確実に変わります。
信頼できる第三者の存在
強みを正しく理解しその強みをより強くする努力を続ければ人は輝きます。自社の強みを正しく把握しその強みを徹底的に磨き上げれば企業は成長します。実は自分の強みを正しく理解している人、強みを正確に把握している経営者は多くありません。客観的な目で本当の強みを見つけてくれるのは信頼できる第三者です。
優秀な社員が辞める理由
優秀な社員が辞めるのはなぜでしょうか。優秀な社員は成長意欲が高い人です。成長意欲が高い人は自分を成長させてくれる環境で仕事をしたいと考えます。いまの会社で自分が成長していることを実感できなければ別の会社を選びます。一人ひとりの社員にその人に合った成長の機会を与え続けること。それができれば優秀な社員が辞めることはありません。
パフォーマンスの上げ方
常に100%の力で仕事をしている人はいません。60~70%くらいが平均値ですが上下に幅があります。では、より高いパフォーマンスを出すのはどんなときでしょうか。自分のやりたい仕事ができているとき。誰かの期待に応えようとしているとき。社長の仕事は、社員個々の仕事の状況を把握し、期待していることを直接伝えることです。
自主性を喚起する仕組み
ある会社では各部署から20~30歳代中心の10名ほどのメンバーが集まり毎週1時間議論します。議題は業務改革、危険な箇所の修繕、ペーパーレス化など大小さまざま。1人で提案しても前に進まないことをチームで取り組みます。おかしいと思ったことを自分たちで提案し解決できるこの仕組みは従業員のモチベーションアップに効果抜群です。
アドバイザーの見分け方
何か聞かれた際に、断定口調で答える人がいます。この業界はこういうものだ。解決するにはこの方法しかない。言われた人は説得力を感じるでしょうが、アドバイザーには向いていません。自信のない人は答えを誘導します。自信のある人は答えを相手に委ねます。いいアドバイザーは答えを断定する発言はしません。
自分にいま必要なこと
自由な時間は貴重です。整理の時間に充てるか、心身をリフレッシュする時間にするか、やろうと思って後回しにしていたことをやるか、時には何もしない時間も必要でしょう。これらの判断基準は「自分にとっていま何が必要か」です。日々決められたスケジュールに追われるなか、自由に使える時間はじっくり考えて大事に使いたいと思います。
いい人材は評価で成長する
「あなたのことちゃんと見ているから」と言われると頑張ろうと思います。頑張ったときは、どうだったのか評価してほしいと思います。成長意欲の高い人は「自律性」と「フィードバック」が不可欠です。任せることと、結果をちゃんと評価してあげること。これができる上司がいれば、優秀な社員は辞めることなくさらに成長します。