プライドは誰しもが持っているものです。プライドを傷つけられたら憤慨するのは当然です。ただその憤慨は他人に向けるものではなく、他人と比較するものでもありません。プライドは自分自身が持っている物差しなので、他人に理解されなくても何の問題もありません。プライドの本質は自分が自分で納得するものです。
投稿者アーカイブ: ikeda
変えたければ味方になる
最高意思決定権者のやり方が気に入らない場合、その人の考えを変えるためには、まずその人の味方になることです。人は自分を理解しない人には心を許しません。自分の立場で考えてくれる人の意見は聞き入れます。私はあなたの立場、あなたの苦労が良くわかります。私はあなたの味方なので私をうまく利用してください。
行動力の源は使命感
経営者に休みはありません。そもそも「仕事」という概念もなければ「休み」という概念もありません。身体は休んでいても頭はひと時も休んでいません。やりたいことをやっているので仕事だからやるという意識もありません。どんなに疲れていても向かうべき場所に向かいます。行動のエネルギー源は「使命感」です。
心に残る話と残らない話
何度も頷きながら聞ける話と、まったく内容が入ってこない話があります。違いはその話に「共感できるか」どうか。理路整然と話されても気持ちが伝わってこない話。喋り方は上手くはないが気持ちがすごく伝わってくる話。実体験に基づく本音の話には共感できますが、一般論を引用しあたかも凄いことのように話されると、話の中身は何も残りません。
人をやめさせない方法
会社をやめる人はやめる直前まで本音は言わず、やめるという意思を固めてからやめたいと言います。つまり「やめたい」という意思表示は最終結論です。そうならないために社長が行うべきことは「会社にとってなくてはならない人」であることをその人に直接言葉で伝えることです。そう言われ続けている人は決してやめることはありません。
時間の有効な使い方
時間の使い方は日々の重要課題です。どの時間を有効活用するかも重要です。すき間時間、移動時間、ランチタイム、オンライン会議中のマルチタスク。時間を奪おうとする事から守ることも大事です。目的が曖昧な会議への出席依頼は勇気を持って断りましょう。誰と話すか決まっていない懇親会は目的とターゲットを決めることで有効な時間に変わります。
もっとも大切にすべき人
人となりがわかる例として「上の人」と「下の人」の対応があります。自分より上の人には丁寧な対応をする一方、自分より下の人にはぞんざいな扱いをする人がいます。なかでも「事務局員」や「職員」といった組織の窓口を担っている人は内外を問わずその組織に関係する多くの人と接する重要なポジションの人です。チームの一員であり大切な仲間です。
誰にも負けないと思う
どこに行っても、誰と話していても、いろいろな学びがあります。良いと思うことがあればそれを自分に採り入れようとします。良くないと思うことがあれば自分は同じことはやらないでおこうと思います。人生はすべて学びの場です。そう思って日々努力していれば「誰にも負けない」と思えます。そう思わなければ良い仕事はできません。
マイナス体験がプラスに
失敗した体験は成功への道標になります。辛い体験は喜びを倍増させます。悔しい体験は次の挑戦への原動力になります。悲しい体験はそうならないためのきっかけになります。遠回りは近道よりはるかに多くの体験が得られます。人が成功した体験より失敗した体験の方が役に立ちます。どんなマイナス体験も人生にはプラスに作用します。
プロは必ずやっている
プロとは何かと聞かれたら、私は「準備」だと答えます。準備とは心の準備、身体の準備、頭の準備、そして現状把握です。現状把握が不十分だと間違った判断をしてしまいます。現状把握とは直接会って話すこと、現場に行って体感すること、自分がそこにいてどうしているかをイメージすること。webやリモートでは得られない肌感覚です。